こんにちは伊部理子です。
最近めっきり寒いですね。インフルエンザなんかも流行っておりまして …。
伊部の隣の席の人がインフルエンザになったりして、東京は冬まっさかりです。
伊部は、冬がとても苦手なので、冬になると毎日沖縄本島や石垣島の気温を天気予報のサイトで見て、あったかい日々を想像して寒さを耐え忍んでます。
旅行代理店のカウンターに「沖縄旅行2万円から!」なんて書かれたパンフレットが置かれているのを見かけると、そのパンフレットを持ち帰って、家でじっくり読んだりします。
沖縄に旅行すると、レストランや居酒屋などで「てぃんさぐぬ花」という曲を演奏してたりします。
とてもいい歌なので一番好きな曲なのですが、先日『ナムジュン・パイク展、没後10年、2020年笑っているのは誰?』に行った際に思いがけず耳にして、その曲を使っている展示に見入ってしまいました。
ナムジュン・パイク展で、てぃんさぐぬ花の演奏がかかっている展示は『ケージの森/森の啓示』という作品でした。
この作品は自然の木と人工のテレビが合体したオーガニックのようでいてデジタルなすばらしい作品だと思いました。最近ではテレビといえば液晶画面の薄っぺらい「モノ」になってしまいましたが、ブラウン管のテレビを作品に使っているのも中々よいです。
あんまり薄かったり小さかったりするとその物体そのものの存在感が薄くなりますが、分厚いと家電です!と存在感があります。
その存在感と自然な感じが絶妙に調和してすばらしいのです。
そのテレビからは映像でてぃんさぐぬ花を演奏している人たちと若い頃の坂本龍一さんが放映されたり、 途中でダンスパフォーマンスに変わったりします。この音楽のアレンジもなかなかよいですし、急にダンスパフォーマンスに変わったりするところも斬新でよかったです。
『ケージの森/森の啓示』の左横にはアートロボットが展示してありました。
よく見ると電子回路の基板も搭載しており、これは実際動いたのだな!と思いました。
アートロボットのファンがほどよく風を送ってくれて、ほどよく涼しかったです。
最近ではPepper君やロボホン君など身近にロボットがありますが、全部すっきりした デザインになってしまっています。
展示されていたアートロボットはカラフルな色が塗ってあって、中の電子回路が丸見えでそういうワイルドでアナログ感のあるロボットのほうが逆に新鮮だなぁと感じました。
ナムジュン・パイク展、没後10年、2020年笑っているのは誰?
ぜひ行って見てください。
【今週末オススメの展覧会情報】
・没後 10年 ナムジュン・パイク展 2020年 笑っているのは誰 ?+?=??
https://artue.jp/events/14104
2016年10月15日~2017年01月29日
