ココシャネル

秋も深まってきて、だんだんと寒くなって参りましたね。
衣替えはされたでしょうか?
街行く人の服装も、明るい色から秋冬物の深い色に変わってきました。

今回はファッションのお話です。

何年か前にオドレイ・トトゥの「ココアヴァンシャネル」という映画を見ました。
映画を見て、現代人が思う「『この服おしゃれ!』という感覚は、シャネルによって作り出された感覚の延長上にあるんだ」と思いました。
“このボーダーの服おしゃれ”と思うような服は、そもそもシャネルが「ドレスより水兵の服がシンプルでおしゃれ!」といって、作り出したものなのです。
映画ではそういったことが描かれていました。
シャネルがいなかったら、女性はずっとコルセットをつけてドレスを着ていたのかもしれません。

パナソニック汐留ミュージアムで開催中の「モードとインテリアの20世紀-ポワレからシャネル、サンローランまで-」のタイトルを見たとき、伊部はココシャネルの映画を思い出しました。

この美術展の興味深いところは、モードの時代遷移だけでなく、服飾とリンクしたインテリアも一緒に展示しているということです。
洋服だけというのはあるのですが、インテリアも時代の流れとともに変わってきて、そういった背景も一緒に見るとその時代に本当にいったような疑似体験ができると思います。
各時代の疑似体験するために、週末この美術展にいってみるのはいかがでしょうか。

伊部理子

【今週末オススメの展覧会情報】

・モードとインテリアの20世紀-ポワレからシャネル、サンローランまで-
https://artue.jp/events/13530
汐留ミュージアム【東京都】
2016年09月17日~2016年11月23日

モードとインテリアの20世紀 ―ポワレからシャネル、サンローランまで―
モードとインテリアの20世紀 ―ポワレからシャネル、サンローランまで―

ホームページ割引引き換え券というのがあるようです!!
100円割引になります。


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