GWは金沢に行こう

来週末からゴールデンウィークですね。

みなさん予定はもう決めましたか?
北陸新幹線が開業して1年経ち、東京から金沢に行きたいと思う方も多いのではないでしょうか。
今回は番外編として金沢の楽しみ方をお伝えします!

金沢といえば、金沢21世紀美術館。
通称まるびぃと呼ばれ、丸い形の美術館です。
無料ゾーンと有料ゾーンに分かれていて、無料でも有名な作品は見ることができます。

無料で見ることができる作品としては、レアンドロ・エルリッヒのスイミングプール。
よくガイドブックに写真が掲載されています。
プールの上からプールの下にいる人に手を振ったり写真撮影することが可能です。
ただし、プールの下に行くには展覧会チケットが必要なので、要注意です。
夜はライトアップされて昼間とは違って、水面にライトの光が輝いてとても綺麗です。

また、ジェームズ・タレルのブルー・プラネット・スカイを見たいという方もいるでしょう。
この作品は、天井が四角で切り取られている部屋で空を眺めるという作品です。
直島や新潟にも同じシリーズの作品がありますが、それぞれの地域によって空の色や気候が違うので面白いです。
金沢は夕焼けや星空が個人的には好きです。
雪の時期は空がどんよりしていますが降ってくる雪を見るのは幻想的です。

5/8までのコレクション展では、ヤノベケンジさんの《ビバ・リバ・プロジェクト-スタンダ-》が展示されています。
10~15分間隔で銀色の巨大な赤ん坊が立ち上がります。
その動く姿を見たくて、皆さんカメラを構えて待機しているほどです。

コレクション展2 歴史、再生、そして未来
コレクション展2 歴史、再生、そして未来

21世紀美術館のチケット売り場はかなり混雑するので、企画展のチケットはコンビニで買って、展示室で提示して入場することをおすすめします。
コレクション展はコンビニでは売っていないのですが、次にご紹介する能楽美術館とのセット券があるので、そちらで購入するとスムーズに入ることができます。

金沢能楽美術館では能の舞台の解説を見たり、能面と衣装体験ができます。
金沢では前田家が能楽を保護、育成してきた歴史があり、加賀宝生として発展を遂げています。現代アートを触れた後に古き良き伝統に触れるのはいかがでしょうか?

10周年記念 金沢能楽美術館ニューコレクション展 後期
10周年記念 金沢能楽美術館ニューコレクション展 後期

そしてこれらの美術館の近くに位置しているのが日本三大名園の一つ、兼六園です。
日本庭園として大変趣があり、桜の時期はたくさんの桜が咲き乱れ、多くの人が鑑賞に訪れます。これからの時期ですと、緑の力を感じることができるでしょう。
四季折々の風景があり、無料開放や夜間ライトアップの時期があり、その時期に行くと昼間とは違った姿を見ることができてオススメです。

そして少し歩いたところに鈴木大拙館があります。
金沢が生んだ仏教哲学者 鈴木大拙の記念館なのですが、建物の建築が「谷口吉生」さんです。物思いにふけることができる空間の作りになっており、「思索の空間」では外を眺めながら、時には寝転がりながら思考をめぐらせるといいアイディアがひらめくかもしれません。

また美術館以外にも近江町市場や東茶屋街などの観光スポットを訪れるのもオススメです。

Iku

【今週末オススメの展覧会情報】

・コレクション展2 歴史、再生、そして未来
https://artue.jp/events/10202
金沢21世紀美術館【石川県】
2015年11月28日~2016年05月08日

コレクション展2 歴史、再生、そして未来
コレクション展2 歴史、再生、そして未来

・10周年記念 金沢能楽美術館ニューコレクション展 後期
https://artue.jp/events/10203
金沢能楽美術館【石川県】
2016年04月16日~2016年06月26日

10周年記念 金沢能楽美術館ニューコレクション展 後期
10周年記念 金沢能楽美術館ニューコレクション展 後期

・ジャパン・モダンの本流展-戦後日本デザイン・復興から頂点へ-
https://artue.jp/events/10090
金津創作の森【福井県】
2016年04月16日~2016年06月12日

ジャパン・モダンの奔流展—戦後日本デザイン・復興から頂点へ—
ジャパン・モダンの奔流展—戦後日本デザイン・復興から頂点へ—


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