お正月までは暖かかったのに、ここに来て急激に寒くなりましたね。
昨年は、年明け早々にインフルエンザにかかり、何もない部屋で一人薬を主食に一週間暮らした、苦い経験があります。
今年の冬は絶対にインフルエンザにかからないように気をつけたいと思います。
みなさんもお気をつけ下さい。
【今週末オススメの展覧会情報】
1.ガレの庭-花々と声なきものたちの言葉-
http://artue.jp/events/6859
東京都庭園美術館【東京都】
2016年01月16日~2016年04月10日
19世紀末ヨーロッパを席巻したアール・ヌーヴォー様式の中心人物「エミール・ガレ」。
ガレは、花や昆虫をモチーフとした作風で知られていますが、それは漠然としたイメージや概念としての自然の姿ではなく、緻密な観察によってもたらされた、植物学への造詣の深さに由来するものだったんですね。
実際、自宅の庭で2,500種類以上の植物を育て、観察し、論文まで書いていたとか。
アートを志すのであれば、「もっとよく対象を観察しろ」というガレからのメッセージが伝わってきそうな展覧会です。
偉大なアーティストが、どのような視点を持ち、どのような準備をしていたのかが窺い知れそうですね。
今週末1月16日(土)からの開催です。
2.シカゴ ウェストンコレクション 肉筆浮世絵 -美の競艶 浮世絵師が描いた江戸美人100選-
http://artue.jp/events/5728
上野の森美術館【東京都】
2015年11月20日~2016年01月17日
世界有数の規模と質を誇る、シカゴの日本美術収集家ロジャー・ウェストン氏所蔵の肉筆浮世絵の展覧会です。
勝川春章、喜多川歌麿、歌川豊国、葛飾北斎、河鍋暁斎など50人を越える絵師たちの作品 約130点が展示されています。
膨大な浮世絵を一度に見られる絶好の機会ですが、閉幕が近づいております。
まだの方は、今週末にぜひどうぞ。
今週末1月17日(日)までの開催です。
3.ティボー・ヘレム「SEASONS」
http://artue.jp/events/7005
L’illustre Galerie LE MONDE(ル・モンド)【東京都】
2016年01月12日~2016年01月19日
『ティボー・ヘレム』
ロンドンを拠点に活躍するフランス出身イラストレーター ティボー・ヘレムの日本初個展。
鉛筆とカラーインクによる細密な建築画はロンドンの地下鉄の広告などでも有名だとのこと。
今回は東京に住んで日本の風景を描いているようですね。
今後、ますます注目を浴びそうなイラストレーターです。
流行を先取りして、一度見ておきたいアーティストですね。
4.恩地孝四郎「形はひびき、色はうたう」
http://artue.jp/events/7071
東京都国立近代美術館(MOMAT)【東京都】
2016年01月13日~2016年02月28日
『恩地孝四郎』(1891-1955)
1891年、東京生まれ。版画家、装幀家、写真家、詩人。
日本における抽象美術の父にして木版画近代化の立役者、そして時代に先駆けたマルチクリエイター恩地孝四郎。
日本で最初の抽象表現<抒情『明るい時』>をはじめ、海外美術館所蔵の重要作62点を含む約400点を公開しています。
2016年から、まさに現在活躍しているアーティストの展覧会の情報にも力を入れるようにしています。
今回注目した「ティボー・ヘレム」もまさに現在進行形のアーティストであり、まだwikipediaにも情報がありませんね。
このような新しい才能を発掘していく楽しみも展覧会巡りの醍醐味です。
とっておきの新しい感性、知っていたら教えてください!!
今週は、その「ティボー・ヘレム」行ってみようと思います。
TAKU
